〈取材対象:小岩慶浩さん / ONE TOHOKU:小松崎〉
ONETOHOKUを知ったきっかけは何だったんですか?
ー宮城県の農業大学校に在学中に、ONETOHOKUのオブザーバーでもある副校長の山崎賢治さんが学校内に作った図書室でONETOHOKUの書籍を見かけて知りました!
始まりは本からだったんですね!興味を持ってからはどんな風に関わっていたんですか?
ー当時は自分の進路を迷っていた時期でした。本を通して、全然生き方が違う25人のストーリーに触れられたことで、自分自身の価値観がとても広がりました。そのためONETOHOKUには、まず本としてすごく惹かれましたね。そしてONETOHOKU自体に興味を持った時に山崎さんに直接質問し、面白いコミュニティだなとと感じました。その後、イベントに行くというよりは、Facebookで活動内容を見る期間が長かったです。
SNSをチェックしてくださってたんですね。小岩さんが初めて来てくださったイベントは「作戦会議」でしたが直接イベントに行こうと思ったのは何かきっかけがあったんですか?
ー個人的に、ONETOHOKUの”イベント”というよりは”ONETOHOKUの中にいる人たち”が面白いなと思っていました。初めて参加した「作戦会議」は、まさに中にいる人たちと企画の計画段階から関われる内容だと知り、これは絶対行こう!と思って参加してみました!
嬉しいですね。まさにONETOHOKUとして関わりしろを増やしていきたいと思っていて始めた「作戦会議」だったので一歩踏み出すきっかけになれたのならよかったです!実際に参加してみてどうでしたか?
ー私、りんごが大好きなんですよ(笑)イベントで自己紹介してる時にりんご好きが高じて卒業研究でシードル(りんごのお酒)を造ったという話をしたらメンバーやその場にいた参加者の人がすごく興味を持ってくれたんです。初めて参加したんですが、とんとん拍子で次の作戦会議でシードル(ハードサイダー)の試飲会を掛け合わせてイベントをすることが決まったんです!初めてなのにいいのかな...という気持ちもありましたが自分でもそういうイベントをやってみたいなと思っていたのと楽しそうという気持ちが大きかったのでやってみることにしました。
初めて参加したイベントで次回のイベントの運営に回るという早い展開でしたよね。自分の企画が入ったイベント(9月28日の作戦会議)をやる前はどんな気持ちでしたか?
ー正直不安が大きかったです。というのも自分でやるときには失敗しても自分の責任で済むと思うんですが、ONETOHOKUの名前を借りて行うイベントということで人が集まらなかったらとか、興味持ってもらえなかったらどうしようという気持ちがありましたね。
不安な気持ちが大きかったんですね。当日は約20名の参加者が来てくれましたがイベントをやってみて小岩さんの気持ちになにか変化はありましたか?
ー当日までに今○○名集まってますよと人数を聞くたびに徐々に不安はなくなりましたね。そして当日は直接色んな人とお話しできて対面でやることの大切さを改めて感じました。自分なりにテーマを決めてセレクトしたシードル(ハードサイダー)のラインナップも参加者に興味を持ってもらえて嬉しかったです。1人だと中々ここまでは集客できないと思うので、ONETOHOKUの信頼感とか集客力をによって今回のような経験ができたことにまずは感謝です!ありがとうございますした!私のように何かやってみたいことがあるという人は、たくさんいると思うので、ONETOHOKUがそのサポートをするみたいな形があれば楽しそうだなと思いました!
こちらこそ!そしてONETOHOKUの可能性についても考えてくださってありがとうございます!小岩さんは今後、ONETOHOKUにどう関わっていきたいとか希望はありますか?
ー私の目標は、宮城県でハードサイダー(シードル)の醸造所をつくり、そこを拠点として「面白い」を楽しむコミュニティをつくること、そして新しいカルチャーを生み出すことです。その実現のためにも東北が面白い地であってくれないと困るので、無理のない範囲で企画や運営に参加していきたいです!
おお!それは心強いです!ぜひ一緒に東北を面白い地にしていきたいですね!最後にONETOHOKUに興味がある人に向けてメッセージがあれば教えてください!
ー私にとってONETOHOKUは「自分のやりたいを形にしていく場所」だと思っています。何かしてみたいけど、どうしていいかわ分からないという人にぜひ1回参加してほしいですね!ONETOHOKUのイベントの中ですぐのに変化が無かったとしてもそこでの出会いが何かに繋がると思うのでぜひご参加お待ちしております!!!
力強いメッセージありがとうございます!これから一緒に楽しいことたくさんやっていきましょう!!
【取材協力】
小岩慶浩(こいわ よしひろ)さん
1996年生まれ。東京都荒川区出身。高校卒業後に公務員として6年間勤務。コロナ禍に入って1人の時間が増え、やりたいことは何か考えたときに「農業」という答えにたどり着く。りんご農家になるべく自分なりに分析した結果、宮城の農業大学校を選択し来仙。現在は宮城県庁で農業関係の仕事をしながら夢の実現のために活動している。